The Ting Tings / We Started Nothing
2008
さて、まさかのバカ売れで、今さら書くのちょっとためらったけど。
今書かないとセカンド出るまで書かないと思うのでやっぱり書きます。
2006年、グレーター・マンチェスターのサルフォードで結成された男女2人組のエレポップ・ユニット。
一見危ない名前にみえるが、ケイティが以前勤めていた英デパート、セルフリッジで一緒に勤務していた「聴(Ting)」さん(中国人)の名前を拝借したらしい。
マンチェスターのパーティシーンにて注目を集め、なんとライブ5回目には2007年のグラストンベリーのステージに立っていた。
700枚限定の2ndシングル「That’s Not My Name」がNMEの”Track of the Year”に選出さるなどし、かのリック・ルービンから熱烈なラブ・コールを受け、メジャーデビューに至る。
「That’s Not My Name」を再リリースすると、UKチャート1位、間髪入れずデビューアルバム『We Started Nothing』をリリースし、これもUKで1位。現在でも高い位置をキープ中。
一時期、UKのラジオを聴いてるとどのチャンネルでもこいつらが流されてました(笑)。
今でも高確率でプレイされてますね。
アイドルを目指していたケイティは若かりし頃、”Total Knock Out”というガールズグループにいた。一方ジュールズは様々な音楽活動を経験しており、なんとすでに経歴は20年以上。
振り付けやアートワーク、更には衣装までDIY精神を貫くケイティのビジュアルセンスと、ジュールズのミュージックセンスが出会った時、The Ting Tingsという素晴らしいエレ・ポップが生まれる。
ポップなメロディが一番楽しいし、悩殺フックのない曲なんかやる意味がわからない。
なんて言ってたなぁ。ちょい言いすぎな気もするけど、根本では大賛成。やっぱりいい曲はいいメロディあってこそですもの。
「Shut Up And Let Me Go」がiPod+iTunesのCMに採用され、アメリカで放映されてます。
日本でもそのうち流れるでしょう。
iPod系のCMはやっぱいいですね。過去にもCaesars、The Fratellis、CSS等を採用してブレイクするきっかけになりましたね。
Jules De Martino (drums, guitar, vocals)