Hadouken! / Music for an Accelerated Culture

16 Jul
2008
hadouken

もはや説明不要!新世代超異端児!
UKはやっぱり異端を良しとするお国柄、こういう奴らが出てくるからいいですね。

2006年10月、リーズで結成された。リーズ大学の親友同士であったJames SmithとDaniel “Pilau” Rice、そしてJamesの恋人Alice SpoonerとPilauの弟Nick Riceの4人で始まり、12月にChris Purcellが加わり、5人編成となった。
自主レーベルSurface Noise Recordsを立ち上げ、2007年2月に両A面シングル「That Boy That Girl/Tuning In」をリリース、同6月には2ndシングル「Liquid Lives」をリリースした。
“That Boy That Girl”がMTV Twoラジオの「NME」ビデオ・クリップ・チャートに食い込み、MySpaceやラジオを介して一気にシーンに浮上した。
Museマシュー・ベラミーThe Streetsことマイク・スキナー等から絶賛され、注目を集める。
2ndシングル「Liquid Lives」は元々iTunes上でのみ5曲入りE.P.として発売されていたが、サマソニ 07で日本でも人気が出て、7月25日に日本盤限定でCDとして再リリースされた。
11月には、実質デビューE.P.となる『Not Here to Please You』をUSB限定でリリースした。
そして2008年5月、デビューアルバム『Music for an Accelerated Culture』を発表。

矢継ぎ早に繰り出すグライム+インディーでグラインディー。MySpaceで初めて聴いた時はぶっ飛んだが、単なる近年のニューレイブの喧騒から生まれた異端児とたかを括っていたら痛い目にあった。
『Not Here to Please You』ではロックらしい曲も見せていたが、『Music for an Accelerated Culture』では封印し、エレクトロ色の強い仕上がりだ。なのに、ものすごくロック然としている。
「ロックは若者のための音楽」という定説が覆されつつある現代において、あくまで若者のための音楽を、年寄りを怒らせる音楽を作りだそうとする姿勢。
そう、若者は常に新時代の幕開けを追いかけなきゃいけない。古い音楽ばっかり聴くな。自分の時代を生きろ。
同世代に若手有力株が多い自分にとっては、彼らの姿勢は心に染みてきます。彼らも同世代だし。

James Smith (Vocals)
Alice Spooner (Keyboard)
Daniel “Pilau” Rice (Guitar)
Chris Purcell (Bass)
Nick Rice (Drums)

『Not Here to Please You』(E.P. USB form)-2007/11/12
『Music for an Accelerated Culture』-2008/05/05 Music for an Accelerated Culture - Hadouken!

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